メールのやりとりをしている時から感じていたけど、この人はとても丁寧だ。気遣いがとても日本人的(という言い方はしたくないけど、少なくとも失礼だとか横柄だとか感じたことが1ミリもない)
久しぶりの英語でのおしゃべり、なにか、スイッチのようなものがあるようで、すんなり頭の回路が切り替わり問題ありませんでした。
今回のライブ、ステージではなく、フロアに降りて、客席にぐるっと囲ってもらうようにしました。
リハーサルのときから、コロンビアの音楽のユーフォの役割について熱く語ってくれました。まあ、ざっくり言うと「メロディラインとベースラインは決まっているから、あとは好きにやって~」というような。だから常に即興演奏をしていると。なるほど。
リハ終えて「サックスのリードが欲しい」と、楽器店に行ったセバスチャン。サックスのマウスピースをユーフォにくっつけて演奏するんですって。ほー、わたしもいろんな変な人知ってるので、そうそうの事じゃ驚きませんわよー。ぎゃー!おどろいた!
本番までの間、近所の居酒屋へ。
ビール大好きらしい。コロンビアって、暑いとろこだと思っていたのだけど、話を聞いてみると赤道近くではあるけれど、標高が2000メートル!もあるから気温は常に22℃くらいなんですって。夏とか、冬とかないんだって。こりゃ、日本の暑さ、こたえてるだろうなあ。
しきりに「食事はライブ終わってからにする」と言っていたのだけど、モツ煮込みやら、焼き鳥やら、ちょいちょいつまんでました。モツ煮込みの説明なんて、Pig's Gutですよ。豚のガッツですよ。
そして、本番、オープニングアクト的にYEP-321ミーティングをやりました。出し惜しみしながら。
そして、セバスチャンにバトンタッチ。
エフェクター使いながら、どんどん空気を変えていきます。
エフェクター触っている間に音楽が途切れてしまってゲンナリという人を山ほど見てきましたが、それがありません。ぐいぐい引き込まれました。
休憩を挟んで、即興音楽のワークショップ。
通訳をやりました。初めて聴く、独特の訛りがあるので苦労しましたが、直球でセバスチャンのアツい想いを受け止めるぼくが、一番エネルギーもらいました。
そして、三人での演奏をしておしまい。
しばらくおしゃべりしていましたが、セバスチャンはまだ今から原宿?のクラブで一仕事だそうです。誘っていただきましたが、さすがに夜通しのDJパーティみたいなものは行けないなあ。ということで、お店の前でうっちーと乾杯して宿へ帰りましたとさ。
