

お昼過ぎに家を出て、ボーカリスト富安さんをピックアップして、向かった先は、下呂!もうすっかり地図もなしに走れるようになってきました。
温泉旅館、酒蔵、お寺。いろんなところで演奏させてもらってます。ありがたいことです。
なぜこんなことになっているかというと、下呂の音楽愛好家さんがにずっとお声をかけていただいているのです。
今回は、温泉寺での演奏。紅葉のライトアップが始まるそうでそれのオープニングイベントの一環だそうです。
温泉寺?はて?温泉とお寺?どういうことだろう?
と不思議に思ったのですが、あえて予習せず。
現地で出会ういろいろな驚きに期待ということで。
雨の中、順調に車を走らせて、4時前に温泉寺に到着。
中に入ったらば、まあ驚きたくさん!
古い旅館のようなんだけど。天井がどかーんと高くて、上の方に渡り廊下があったり。
テンション上がりっぱなしです。
どでかい複雑な建物なのに、梁やら柱がそれほど太くなくて、不思議に思っていたら斜面に沿って建てているから、それほどでもなくても良いんですねー。きっと。まあそんな推測するのもまたたのし。です。
で、温泉寺というのは、温泉に入れるお寺ということではなく、温泉を、温泉街を、街の人たちを見守ると、そういうことなのかなと。
リハ前にトラブル発生。トラブルというか、忘れ物です。
スーザホーンのマウスピース忘れたのを車の中で思い出して。
先日はチューバを吹く機会があったのだけれど、楽器はチューバを持っていったので、そっちにつけたまんまだった!
「ユーフォのマウスピースでなんとかなるかな」と思っていたのだけれど、なんとかならない部分もあって。。。
急遽、2年前のイベントで対バンしました地元のトロンボーン吹きさん(そのときはキーボードを弾いていらっしゃいましたが、打ち上げで「実はトロンボーン吹きで、ロゼを知ってて」と盛り上がりました)に連絡しまして。
「バストロンボーンかチューバのマウスピースを探してるんです」とご相談しましたら、「バストロのならあるから取りに来て」と。借りに伺った先というのがこれがまたすぐ近くの旅館なんですねえ。
そしたらば、一枚のチラシを見せてくれまして「今晩、別の会場でこんなイベントがあります」と。
4人のジャズミュージシャンによるジャズライブでしたが、そのうち3人が共演を何度もしているお友達で。
「え!これ!いま、リハやってるくらいですかねえ?じゃ、ちょっと驚かしに行って来ます!」ということで、これまたすぐ近くの公共の建物に潜入。まだ会場に入っていなかった3人を待ち伏せして驚かして。あーたのし。
会場に戻って、おいしいご飯いただきまして、本番へ。
地元の若者バンド、主催のおじさんバンドに続きまして、てるてる家族3人バージョンをたっぷりとやりました。
そしてー!終了後は、イベントを運営している地元の方々や、バンドの方々、そして住職さんも交えての打ち上げ。これがもう、なんとも濃密な楽しい打ち上げで。なんでもかんでも出てくるのですが、とにかく「薄めない」ということで。後半の記憶が。。。お宿はこらまた別の老舗旅館のぶったまげるお部屋だったんですが、メンバーみんなお風呂に行きましたが、ぼくはそんな体力残っておらず。。。部屋でシャワー浴びて、早々にぶったおれました。