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GetFunked! 闘うジャズユーフォニアム奏者 照喜名俊典

『照喜名俊典』の格闘日記!! HPはコチラ→http://tterukina.com/ 音源、スケジュールなど

結局、そういうことです

お仕事の後、夜に焼肉屋さんへ寄りまして。
肉職人さんと、ビール職人さんがおりまして、そこでいろいろと話し込む。

昔から、パチーンとどこかに弾け飛んで、綺麗な景色をみたり、冒険したりしていろんなインスピレーションを得るのが好きでしたが、良い意味で生活が落ち着いてからは、なかなかそういうことをするわけにもいかなくなりました。

その代りに好きになったのが、人の話を聴くこと。

とくに、職人さんの話っていうのは、知らない世界を冒険している気分にさせてくれるんですな。
未知の世界の、手触りまで伝わってくるような話というのは、本当に面白いです。

今日、話の中でふと出てきたフレーズ。
「結局、だれかの為に何かをやっている時が一番楽しい。誰かに迷惑をかけるのが嫌だ。」
言葉で書くと、別になんのことは無い当たり前のことなんですが。
「そうそう。それだよなー。」と思うのです。

近々、大学の恩師の退官記念コンサートというのがあり、その先生をとりまく人達が集まってのコンサートがあります。
きちんとクラシックで活動している人が、「お世話になった先生の為に」と集まってくるわけで。学生さんが「先生の為に」と動いているわけで。これが良いコンサートにならないはずがない。

(あ、ぼくは、ちゃんとしたコンサートの中身の召集からはプリッと漏れちゃったので(当たり前)、OBOGステージに参加しま~す。)

きちんと気持ちが入っているコンサートと、お仕事で演奏しているコンサート、パッと見て違いわかります。職業演奏家が、常に本気で演奏しているかというと、残念ながらそうではない時が多々あり。自分がそうならないように。ということなんですが。。。世にも希な良いコンサートですよー!


また別に、近々、ある人物の人生の再出発のパーティにて演奏する機会があります。

誰からか(上手かろうとマズかろうと)一生懸命描いた絵を、プレゼントされたら嬉しい。
どれだけの時間をかけてくれたのか、どれだけの気持ちが込められているか。

吹奏楽コンクールなんかで良い賞を取ることに夢中になってたりすると、こんな簡単なことにも気付けないんですが、音楽でも、パッと一曲演奏することが、立派にそのくらいのプレゼントになり得ると思ってます。

英語で、優れた能力を持っている人のことを"gifted person"なんて言う。
"gift=贈り物" "gifted=能力を授かっている"
という、とてもありがたい言葉。

「ただ楽器から音が出せる」だけでなく、「贈り物になり得る」、「自分に、人を喜ばせられる特殊な能力が備わっている」ということを実感できる機会が立て続けにあります。これはひじょーに人間として幸せなことです。ほら、あなた、あなたも"gifted"なんですよ。そちらのあなたも。

たまーに、顔の見えない人から「なるべくお金かけたくないんだけど、あなた、どう?」と聞かれるようなこともあり。そうすると、今まで、この音が出せるようになってきたこの人生そのものを否定されているようで、とても悲しくなりします。絵とは違って音は瞬間で消えるものだから、まあ、解らなくて当然なんだけど。

でも、そこに至る時間と道のりを見抜いてくれる人もちゃんと居るのも事実。
そんな人の為に、気持ちの入った演奏で応えていきたいなあ。
  1. 2009/02/18(水) 11:54:37|
  2. 音楽|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

コメント

深い話し、ありがとうございます。

僕も、人の心に届く演奏活動をして行きたいです。
  1. 2009/02/19(木) 19:05:23 |
  2. URL |
  3. #9ltKE4cs
  4. [ 編集]

実はちょうど昨日から
私が演奏させて頂いていいのだろうか?
と考えていました。

でも、やっぱりつたなくも精一杯吹かさせて頂く事にしました。
折角の演奏を私がぶち壊すんじゃないかとビクビクするのではなく、願わくばGiftとなり気持ちを乗せて音が飛んでいきますように…。
  1. 2009/02/20(金) 20:22:12 |
  2. URL |
  3. 主婦 #-
  4. [ 編集]

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