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GetFunked! 闘うジャズユーフォニアム奏者 照喜名俊典

『照喜名俊典』の格闘日記!! HPはコチラ→http://tterukina.com/ 音源、スケジュールなど

シアワセ!!

そもそもの始まりは何年前だったか。

友達の友達の謎のブラジル人ミュージシャンから「トロンボーンやってるんだったら、これ、いいよ。」と謎のCDーRを渡され。

盤面には、最低限の情報がポルトガル語でマジックで書かれているだけで。

それがすごく気に入ってしまい、他に何の情報もないまま何年も聞いていて、それが「ショーロ」というジャンルのブラジルの音楽であるということが判明して。

とあるライブに来ていたお客さんに、その方面に詳しい人がいて、その人の家に遊びにいっていろいろと教えてもらったのです。

自分の作曲スタイルにものすごく影響を受けました。
そのうちに、鬼頭ブラスのお祭り公演で、同じ会場で演奏していたショーロバンドというのを聞きつけて。
「名古屋でもショーロバンドがあるんだ!」と驚いて。すかさず話しかけて、セッションやってるという情報をもらって。でも、なかなか予定が合わず参加できず。
(未知のものに対する漠然とした不安もあったのですが。)

その名古屋のショーロ音楽家さんのブログをこまめにチェックしていたら、ようやくタイミング的に見れそうなものが。

豊橋ホーダジショーロ公開セッション。

「これは行こう!セッションて書いてあるからあわよくば参加しよう!」と決めていたのですが、やっぱり不安で。

で、これまたたまたま先日、トクゾーで一緒になりました、お友達トロンボーン吹きさんがブラジル音楽好きということで、このセッションの話をしてみたら、「参加したことある。関係者知っている。連絡とれるようにしてみる。」と。

これは、もう流れがきておりました。さっそく主催の方に連絡とりまして。
「誰々から連絡先聞いたんですけど」ってものすごい安心感になりますね。

「ちょっと明日、豊橋までセッションに行ってくる。モフー!(鼻息)」とワイフーに言うと
「あら、そんなこと言うの珍しいじゃない。というか初めてじゃない?」
とワイフー。


行ってきましたホーダジショーロ。ショーロというジャンルのブラジル音楽の机を囲んだセッションという意味だそうです。


もう、いろんなことが初めて。

セッションの席につくなり楽譜を渡され「はい、じゃあ、メロディーやってもらってもいいですか?」なんていわれ。この楽譜というのが、ものすごく複雑で、転調しまくるし、タイム感違うし(今までの音楽経験では4/4だと捉えていたものが、2/4で書かれている。8小節単位でコトが進まない。等)、書かれている言葉が違うし。

「あれあれあら!初めてで、すみません。」と遠慮してしまいました。メロディーを辞退しなきゃならない状況なんて!情けない。

耳で聞いて知っていた曲もごく僅かにでてきたけれど、楽譜の見た目の難しさに翻弄されて、ついていくのがやっと。これは、覚えていたら、楽譜を見ないで済んでいたらなんでもないことなんだろうなー。

自分の吹いている音のニュアンスがジャズ寄りになってしまっているのも吹きながら解る。
「違う、違う」と思いながらも、吹けない。溶け込めない。
CDは聞き込んで楽しんでいたけども、実際にニュアンスに出るまでには至らなかった。
そりゃそうだろうなあ。そういうもんだろうなあ。

こりゃ楽譜が必要な段階ではダメだ。


初めて、ブラジル音楽で使われる独特の楽器の数々と一緒に演奏したのだけれども、初めて生で聴く楽器というのは、モニター(共演者の雰囲気を察知する)ができなかった。これまた情けない。

圧倒的にシャープ系跳躍バリバリ系の楽譜を読んで読んで。脳ミソが痛くなりました。

それでも、自分が何年も憧れていたサウンドの中に入っていたこと。これはもう、サイコーにシアワセな気分でした。

かなり「具体的に楽しい現実」を目の当たりにしまして。これはもう突き進むのみです。


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  1. 2010/11/13(土) 21:01:05|
  2. 音楽|
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